真逆の世界を泳ぐ♡

気になって仕方なかった薄紫は、変容の色だった‥

悲しみってなんだろう

先ほど、1か月ほど介護をしていた愛犬が亡くなりました。

 

 

ほんの5時間ほど前のことです。

 

 

それもあってなんだか今の気持ちを書いておきたくなり、半年ぶりの更新。

 

 

まず今、

涙が止まらない自分に実はびっくりしているところです。

 

 

なぜなら、いつも「悲しい涙って、もう出なくなっちゃったんだよね〜」などと豪語していたからです。

 

 

NLP心理学や量子力学、大好きなエイブラハムなど、いろいろ興味あることを勉強して深めるうちに、自分の感情が動いて涙がでる瞬間が、嬉しさに震えた時や、心からの感動を覚えたときのみに限定されていることに気がついていました。

 

 

だから、悲しみにくれる涙など、私にはもう出ないんだわ、と思っていたからです。

 

 

介護している時も、ずっと冷静で、可愛そうで泣く、なんてこともなく、死の瞬間も、ただ淡々と、割と冷静に眺めていました。

 

 

んがしかし・・・少しすると、どこからともなく、勝手に、涙が湧いてきて、コントロールが利きません。ポロポロポロポロ、止まりません。

 

 

おおお?泣いてる、私!!!

と冷静にみる自分もどこかにいて、悲しい涙はもう出ないはずじゃなかったんかい?と、不思議な気持ちになりました。

 

 

なので、

 

いったいなんの涙なんだろう・・・?

 

 

と、自分が今何を思っているのかを探ってみることにしました。

 

 

嫌な気分はなぜか全くしないので、気分は変える必要を感じないし、むしろ今日はこの感情をしっかり味わいたい、という感じでした。

 

 

ネガティブな感情からはネガティブな現実を創造してしまう、なんて言いますが、そんな感じは全くしなかったのです。

 

 

私が考えていた中身は・・・

 

 

・どんな時も帰るとすっ飛んできて、ちぎれんばかりに尻尾を振って出迎えてくれたこと

・郵便配達さんや宅配便さんはじめ全ての訪問者に、毎回鬼のように吠えて守ろうとしてくれたこと

・おすわりやお手、待て、もすぐに覚えてくれたこと

・どんなドッグフードよりも私の手作り介護ご飯を最後まで喜んで食べてくれたこと

・私が夜中起きるたびにわざわざ自分も起きて愛想振りまいてくれたこと

などなどなどなど・・・

 

 

その正体は、

書き切れないほどの感謝でした

 

なにより、

彼からもらい続けた無償の愛に、動かなくなって初めて気づいて感動していました。

 

 

そして、ちょっぴりの寂しさ。

それすら彼がどんなに私を元気づける存在だったかの証しに感じる。

 

 

だから、今、

猛烈に彼を愛しく思って、

猛烈に彼に感謝している。

 

 

そうか、

やっぱりもう、

悲しみの涙は出ないんだ、と

改めて感じている今夜です。

 

 

一瞬、溢れ出る涙に自分は悲しんでるのか?と思いましたが違いました。

まぁ、悲しむことだって別に悪いことではなく、しっかり感じていいのですけれどね。

 

自分の選択の問題です。

 

 

ずっと穏やかな日々を過ごしていたので、

今夜は、久しぶりの感情の渦に身を委ねて、浸ろうと思います。

 

 

湧き出る感情って、なんかいいな。

ありがたい。コントロール不能なところが。

 

 

君の死をもって、猛烈に今を、生を、感じています。

これがコントラストの世界。

 

 

君と出会えてよかった。

この体験ができてよかった。

 

 

寝たきりになって、されるがままの君がかわいくて、お漏らししようが、くちゃかろうが、夜中に起こされようが、結果、介護はとても楽しかった!

 

 

君の死すら、私の幸せの一部である。

 

 

まだ出来事が近すぎて、
さみしさが大きすぎて、
到底そう思えなくても、

 

いつかそうなると知っていること

 

 

にはとてつもなく大きな意味があると思う。

 

 

何より

自分が去る立場なら

そんな存在になれたら

この上なく幸せなことだと思うから!

 

 

ありがとう、ダイ!!

 

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この写真で賞もらった

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よく笑ってる子でした

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 植木鉢になにしてくれてんねんの図

 

 

 

思い出かいっぱいです😊